国内の有力馬が挙って登場する暮れのグランプリ。一年を締めくくるレースであるとともに、ここが引退レースになる馬も多いだろう。そういった意味でも、なんとしても勝ちたいレースである。レースレベルは宝塚記念の強化版といったところか。難易度はジャパンカップほどではないが当然高い。ジャパンカップからの中間の調教は極力自重したい。菊花賞やエリザベス女から出走させる場合は一旦短期放牧させる手もある。

やや差しが有効だが、ほぼ宝塚記念と同じような結果になった。逃げは不調に見えるが、自在型のマヤノトップガンが逃げ粘ばるレースもあり、単騎で先手を奪えられると面白い。追込みはヒシアマゾンでさえ2着が1回だけと芳しくない。