下準備 血統考察 繁殖牝馬生産 BC馬生産 戦績積み指南 FAQ
 ダビスタ98攻略編
配合理論 配合置き場 有力種牡馬 繁殖牝馬
■まず血統を考えよう■
ここではBC馬を生産するために極めて重要な配合理論について考えてみます。

98の配合システムはPS版をベースにしています。しかし、海外種牡馬を任意で種付けできないので、PS版のメジャーな配合をそのまま採用することはできません。
でもニトロの数え方がPS版よりも有利なため、国内種牡馬をやりくりすればまったく問題ありません。是非あなただけのこだわり配合を見つけてください。
■配合理論■
■ニトロ理論
別名『花火理論』、『七光り理論』と言われています。

産駒の血統表(5代まで)によりSPアップ・SPアップ・底力アップのインブリード効果を持つ祖先馬(純粋な数ではなく種類)をたくさん入れることで、驚異的なSP能力を持つ馬を生産できるという理論です。

今では「このニトロ数ならSP値がいくらまで出る」ということがわかっています。こちらで確認できます。

ニトロ理論はSTにも当てはまる理論ですが、あまり考える必要はありません。STの優れた繁殖牝馬を導入すれば、ニトロ数を考慮しなくても大丈夫です。

※STの上限は放牧7回耐えだといわれています。

ニトロ数の数え方
・よりSPアップ(ネヴァーベントなど)・SPアップ(ミスプロやリファールなど)はSP1。

・底力アップ(ノーザンダンサーやヘイルトゥリーズンなど)はSP1&ST1。

・1頭で、よりSPアップorSPアップと底力アップの効果を持つ祖先馬(ネアルコやグレイソヴリンなど)はSP2&ST1。

・1頭で、よりSPアップorSPアップとSTアップの効果を持つ祖先馬(ネイティヴダンサーやニジンスキーなど)はSP1&ST1。

・1頭で、底力アップとSTアップの効果を持つ祖先馬(ミルリーフとセントクレスピン)はSP1&ST2。

基本的に「ニトロ数〜」というときはSPのニトロ数のことを差します。

注)ニトロは上限を上げる理論であって、強い馬を生産するためには、ST・SPの優れた繁殖牝馬が必要です。それは繁殖牝馬の能力が低ければ配合要素の限界を引き出せないというのではなく確率の問題になると思います。しかしあまりに能力の低い牝馬だとほぼ生まれないと言っていいと思います。

ニトロ数がまったくなくてもゲーム内最強クラスの馬なら結構簡単に生産できます。ニトロ配合は最強馬生産を目指す方だけが考えるべき理論です。
■面白配合
種付けの時に「なかなか面白そうな配合です」とコメントされるところからこういう名称になっています。産駒の勝負根性をアップさせる効果があります。

種牡馬と繁殖牝馬の四代目の祖先馬(父父父、父母父、母父父、母母父)はそれぞれ13ある面白系統のいずれかに属します。
そこで面白系統が血統表内に6種類以上あったときに成立します。



根性コメ発生100%の法則
種牡馬と母父の底力がともにAという条件のもとで、面白配合が成立している馬は3歳コメで必ず根性コメが出ます。

※面白配合が成立していても種付け時にコメントされないことがあります。というのも種付け時のコメントは優先順位に基づいて発生するからです。優先順位は以下のようになっています。

危険な配合>ニックス>インブリード>面白>アウトブリード

ニトロ数を妥協せずに面白配合を成立させることはちょっと難しいです。有効なのはデインヒル×タマモ配合くらいだと思います。
■インブリード配合
「〜のクロスが効果的」と言われるのが、インブリード配合です。父の5代までの血統と母の5代までの血統の間に同じ祖先馬がいた場合に発生します。

メリット
例えば、ノーザンダンサーのクロスがある産駒はノーザンダンサーのインブリード効果である勝負根性の能力が全体的に高くなります。つまりクロスを発生させることで、特定の能力を強調できるわけです。

デメリット
インブリードが濃いほど産駒の体質と気性に悪影響を与えます。さらに2×2などの血量が50%を超えた場合「危険な配合」となり、ろくに調教もできないような貧弱な馬しか生まれなくなります。

SP,STのクロスがあると、ニトロ数を減らすことになります
■アウトブリード配合
インブリードがない配合がアウトブリードです。

メリット
体質や気性のいい馬が生まれやすくなります。

気性の良し悪しが成績に大きく影響するのが98のBCだけにアウトブリードは基本中の基本です。

インブリードかアウトブリードかで親似効果が変わってきます。
■ニックス配合
種牡馬の父系と繁殖牝馬の父系の相性がいい配合に発生します。

※父系はゲーム画面から容易に確認できます。種牡馬か繁殖牝馬の画面の右上に書いてある〜系というのが父系です。

全組み合わせこちら

メリット
ST,SPの底上げをしてくれます。一説にはトータルサムリミットのSP上限を少し上げる効果があるといわれています。

ニトロを考えるとあんまり使えない配合理論です。

■コンセプト■
血統表にSPアップや底力アップのインブリード効果を持つ祖先馬をたくさん入れましょう。そして、〆に持ってくる種牡馬のパラメータが重要です。特に実績と安定

実績が良いほど能力の高い馬が生まれやすくなるので、実績はできればAの馬を使いたいところです。まあ当然ですねw

安定とは「牝馬の能力をどの程度安定して伝えることができるか」を表しています。安定が低いほど振れ幅が大きくなり、爆発的に能力が高い馬を狙うなら安定Cがおすすめ。安定Aの種牡馬はなかなか爆発してくれません。

インブリードかアウトブリードか
クロスには体質や気性に悪影響があり、SPアップの効果を狙ってクロスをかけるとニトロ数が減ってしまい、SPの配合上限値を下げることになります。そう考えるとアウトブリードが無難かなと思います。

ニトロ理論は上限、その他の配合理論は下限もしくは確率を変化させると考えるのがいいでしょう。

もっともニトロ数の高い配合
アイルドゥイット×レインボウクエスト×ジェイドロバリー×タマモクロス×デインヒル  ニトロ:SP27、ST18

上記がもっともニトロ数が高くて、しかも根性コメ発生100%の条件を満たしている配合です。これだけ聞くと、この配合で生産すればいずれ最強馬が生まれると思われるでしょう。しかしこれと同じニトロ数の配合限界馬はいまだ確認できていません。
管理人は何度か挑戦しましたが、SPがなかなか爆発しないし、SPがそこそこあってもSTかサブパラが死んでいる馬ばかり。これは個人的な認識ですが、デインヒルで最強馬生産は茨の道だと思います。しかし、絶対に生まれないとは考えにくいので、一度は挑戦してみてはどうですか?管理人はもうすでに白旗をあげてますがw

ダビスタ98の限界SP値は100(135)で、そのときの限界ニトロは26です。この配合ではニトロ数が27なのにおかしいのでは?と疑問に思われるでしょう。たしかにこれは大いに疑問が残るところです。ダビスタのプログラム自体にはSPの上限がありません。上限を決めているのは理論上、配合による制約です。ニトロ理論だけで考えるとすれば、ニトロ数27でしか到達できないSP値があるはずです。しかし、そのような馬を見たことがありませんし、ダビスタ98の限界SP値は100(135)というのが一般的な認識です。

SPの限界値が解析によって明らかになったことかどうかはわかりませんが、KSP100(135)よりSPがある馬が確認できていない以上、暫定的な認識として、限界値はKSP100(135)とするしかありません。

こんな結論で申し訳ない…orz