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 ダビスタ98攻略編
■BC馬生産■
1頭の牝馬から生まれる産駒は10〜17頭ほどです。管理人は繁殖牝馬が死ぬまでを1セットと呼んでいます。約20分で1セットを消化します。PS版のような名前変え生産はできません。すべての能力は種付けした瞬間に決まります。

98のBCでは総合力が勝負を分けます。どんなにSPがあってもサブパラに不安があれば、BCでは使い物になりません。

ここでは効率の良い生産法と、SP値中心の能力判定を紹介します。以下の方法を参考にして、自分なりのスタイルを築いてください。
■効率重視の生産法
@これはどうでもいいことですが、産駒の馬名には「イイ、ニニ、ササ」といったように、生まれた順で番号として名前をつけると管理しやすいと思います。

B生産馬が3歳になるまでに売却価格をチェックしましょう。あと管理人は確認しませんが、当歳コメントを見ておくといいかもしれません。

C3歳1/1の時点までセーブします。始めのうちは2年に一度行い、繁殖牝馬が高齢になってきたら1年に一度行いましょう。

Dまず生産馬にはSP判定のみを行ないます。当然ですが生産とSP判定を同時進行で行います。しかし諸条件(SP判定の続きorSP判定をクリアした馬のその他のパラメータを調べるため)によってロードし直すことがあります。その場合は、もう一方の牧場へロードします。そのほうが効率がいいです。
■各パラメータの優先順位
各パラメータの優先順位は、SP>ST≧気性>根性>体質です。生産時もほぼこの順番でパラメータを調べます。

もちろんSPがなけらば拾えません。しかし、サブパラもしっかりしていないとダメです。

「このSP値ならサブパラをチェックしてから採用」・「このSP値なら無条件で採用」というボーダーラインを決めておきましょう。ちなみに管理人は前者はSP123・後者はSP130です。

生産時の能力判定順序
@SP値
A牧場コメントでST(放牧チェック)+気性+根性+体質
B浅原厩舎でブリンカー打診イベントが発生するかで気性を調べる。

■SP判定■
3歳になったら素質チェックの開始です。まずはSPのみを調べます。4/1に入厩OKが出る馬は、売却価格と馬体重と成長型である程度判断できますが、それだけでは判断材料として乏しいのが悩ましいところです。

↓成長型ごとの初期SP値の割合です。参考までに確認ください。
成長型 超早熟 早熟 普通 遅普通 晩成 超晩成
初期SP割合(%) 70〜79 60〜69 50〜59 40〜49 30〜39 20〜29
初期値の割合に幅があることが厄介です。例えば、初期値がSP80ある早熟型がいたとします。もし初期値割合が60%なら[80/0.6]=SP133.3となります。しかし69%だと[80/0.69]=SP115.9になってしまいます…。

4/1に入厩OKが出る馬は判定しづらいです。管理人も完璧にSP判定できないのが現状です。逆に4/2以降にSPコメが出る馬は確実に判定できます。

成長型ごとのSP判定を説明しましょう。
4/1に入厩OKが出る馬
4/1以降に入厩OKが出る馬

■SP判定(4/1に入厩OKが出る馬)
■ 超早熟型
早熟コメントが言われる馬で、早熟型より初期値の割合が一定以上ある馬。他の機種ではベスト体重の変動によって早熟型と超早熟型の判別ができましたが98ではそれがないため、判断は難しいです。

■ 早熟型
早熟コメントが言われる馬。

注)体質難のコメントがある馬は早熟型or超早熟型であっても早熟コメントが出ないので注意が必要。

■ 普通型
成長型のコメントがない馬で、4/1に入厩OKが出る馬。ここで注意が必要。調子を落としているために入厩OKが遅れる馬がいるので遅普通型と間違わないようにしましょう。

父の成長型が持続の場合、超早熟型・早熟型はそれぞれの持続型になりますが、売却価格や初期能力値割合に影響しないので割愛します。

この3つの成長型については、SP判定用EXCELデータJAVAスクリプト版SP判定を試して見てください。ただし、完全にSP値を割り出すには至りませんのでご注意を。特にこの3つの成長型は、大体実際のSP値よりも高く出ます。

より確実に判断するには、上記の方法で篩いにかけ後、仮育成(パスチェックでパスが変わらなくなるまで坂路調教をひたすら行う)して同程度のSP馬とBCで比べてみるといいでしょう。

■SP判定(4/1以降に入厩OKが出る馬)
■ 遅普通型
成長型についての牧場コメントがない馬で、4/2以降に入厩OKが出る馬のことです。普通型と比較して、1ヶ月入厩OKがずれ込むごとに売却価格を100万円上乗せするような感じで判断しましょう。

■ 晩成型
晩成コメントがある馬で、2/4までにSPコメントが発生する馬の内、初期値の割合が一定以上ある馬のことです。

注)「かなり大きい馬で〜」も晩成コメントです。

□ 晩成・超晩成型の判定法
@入厩OK週の直前週に、芝調教(強以上)か坂路調教を行う。

A調教後、即放牧する。

入厩OKが出る→晩成型。
入厩OKが出ない→超晩成型。

□ 遅普通型・晩成型のSPチェック法
これらの成長型は確実にSP値を判断できます。以下のSPチェック法を実施してください。

@無調教の状態で4歳5月に1度レースに使う。

Aレース後はそのまま6歳1月まで放置する。

Bそこから7月4週まで毎週坂路×2(合計56本)を繰り返す。

C翌週に送ってセーブ。一度芝単強を課してパスチェック。

Dロードして、今度はダ単強を課してパスチェック。

Eパスが変化しなかったらKSP83(SP118)以下となる。

F変化したらロードし直して、一度芝単強で追いセーブ。

GあとはD〜Fを繰り返して、パスが変化しなくなるまでの芝の調教本数を数えてください。(2本目で変化しなくなったら1本、3本目で変化しなくなったら2本です)

H以上によって出た結果と、SPコメ発生週から下の表を参考にしてSPを割り出してください

1本=119〜120、2本=121〜122、3本=123〜124、
4本=125〜126、5本=127〜128、6本=129〜130、
7本=131〜132、8本=133〜134、9本以上=135〜

このチェック法が使える根拠

遅普通型以降の馬は入厩OK時のSP値が最大値の50%(+1)であり、1回レースに出ると芝調教2本分アップするという有名な分析結果に基づいています。

つまり

入厩OK時のSP値+1レース分のSPup+坂路調教56本分のSPup+C以降のパスチェックで上げるSP値=MAXのSP値

(X/2+1)+2+56+α=X  (X=MAXのSP値、α=C以降のパスチェックで上げるSP値とする)

X=118+2αとなります。

このチェック法は応用すると早熟や普通型にも使えます。

■ 超晩成型
(SP値が著しく低い馬以外)晩成コメントが発生し、4/1以降にSPコメが発生する馬は超晩成です。2/4までにSPコメが発生する馬の中にも超晩成型がいますが、そのような馬は晩成型のSP判定を行ってください。

超晩成型も正確にSP値を測ることができます。

@可能性のある最大SP値を求める
まずは短時間で特定できる可能性がある最大SP値を求めます。

@SPコメントが出てから入厩OKが出るまでの間隔が何週あるのか数える。
(例:5/1SPコメ→9/1入厩OK=16週)

A以下の表を参照し、SPコメ発生週から最高誤差を特定し、@で求めた週と足し合わせる。
SPコメ発生週 最高誤差
4/2 0週
4/3 1週
4/4 2週
5/1 3週
5/2 4週
5/3 5週
5/4 6週
6/1以降 7週
注)4歳1/1に入厩OKが出る馬はさらに誤差がある可能性があります。

B以下の表を参照し、求めた週から可能性のある最高SP値を特定する。
Aで求めた週 可能のある最高SP値
K1 K2 K3 K4 G1 G2 G3 G4
33週 129 128 131 130 133 132 135 134
32週 129 128 131 130 133 132 127 126
31週 129 128 131 130 125 124 127 126
30週 129 128 123 122 125 124 127 126
29週 121 120 123 122 125 124 127 126
28週 121 120 123 122 125 124 119 118
27週 121 120 123 122 117 116 119 118
26週 121 120 115 114 117 116 119 118
25週 113 112 115 114 117 116 119 118
24週 113 112 115 114 117 116 111 110
23週 113 112 115 114 109 108 111 110
22週 113 112 107 106 109 108 111 110
21週 105 104 107 106 109 108 111 110
20週 105 104 107 106 109 108 103 102
19週 105 104 107 106 101 100 103 102
18週 105 104 99 98 101 100 103 102
K1、K2…はSPコメ発生週を表す。K→奇数月、G→偶数月

以上で拾える可能性にある馬と分かれば、以下の方法によりSP値を特定してください。

A超晩成型のSP判定法
@2/4(4/1)の時点でぎりぎりSPコメが発生するようにSP調教を行なう。

A入厩OKがいつ出るかチェック


BSP判定表の右から2番目の列(入厩OK週)とSPコメが出た週からSP値を特定する。

これで100%正しいSP値を求められます。

以上のSP判定法を用いて、SP判定用EXCELデータJAVAスクリプト版SP判定の「晩成・超晩成型用」を作成しました。自身の計算と合っているか試して見るといいでしょう。

■サブパラチェック■
SP判定が一通り終われば、次はSTを調べるために放牧耐えチェックをしつつ、その他のコメントを調べましょう。

ダビスタ98のBCでは、最低でも放牧4回耐え以上ないと安定して走ることができないと思います。

■浅原厩舎で気性をチェック(浅原チェック)■

管理人が勝手に名づけた気性チェック法です。大雑把に晩成・超晩成型の気性判定が出来ます。

@浅原厩舎(自厩舎)に入厩させて、無調教に状態でレースに出る(3歳時でもOK)。

A6着以下に負ける。

B翌週のレースに登録して、ブリンカーを打診されるかを確認。

管理人はブリンカーのコメントという意味で、「ブリコメ」と呼んでいます。
まあブリコメありの馬なら、長い距離のBCは厳しいでしょう。

気性は成長型によって初期値の割合が違うので、早熟型や普通型だと初期値が高いために気性が悪い馬でもブリコメが発生しないことが多いです。逆に早熟型や普通型でブリコメが出た馬はかなり気性が悪いということになりますね。

実際の数値はこうなっています。。
↓ブリコメがギリギリある馬(ブリコメがある馬のうち一番気性がいい馬)の場合
晩成型 気性:65〜70
超晩成型 気性:78〜84

気性の最高値は100だといわれています。BCで安定した走るには90台後半は欲しいところです。

あとは落ち着きコメが出るまでにダ単一杯が何本必要かを調べて気性の値を特定します。

注1)浅原チェックをするのは、気性についてのコメントがない馬に限ります。気性難コメントがある馬は、確実にブリコメが発生するからです。気性難コメントがある牡馬は、森山厩舎でセン馬にしましょう。

注2)浅原チェックを課した馬が根性のない馬だった場合、シャドーロールを打診されることがあります。ブリンカー・シャドーロール両方の発生条件を満たしている場合、ブリンカーが優先されます。つまり、シャドーロールの打診を受けたということは、ブリコメが発生しない馬ということになります。
ちなみに無調教の状態でシャドーロールを打診されたら、その馬の素質根性は59以下となります。

ちなみに、シャドーロールとブリンカーを両方つけることはできません。

ブリコメがないからといって、「気性がいい馬」と一概に言えませんが、手軽に調べられるのでやって損はないです。

気性は98のBCにおいて超重要です。育成に移る前に詳しく調べておきましょう。