下準備 血統考察 繁殖牝馬生産 BC馬生産 戦績積み指南 FAQ
 ダビスタ98攻略編
■FAQ■
ここではダビスタ用語とそれに関する詳しい情報を紹介しています。
■生産系 面白配合親似効果気性について毛色ST放牧耐えチェックSPの成長ダート適性体質について超晩成馬用SP判定表ニトロ理論牧場コメント
■戦績積み系 X月隠れ騎手矯正イベント自在脚質調教の効果+αパスチェックVTR固定ベスト体重
■BC系 斤量を変える印の見方フロー現象
■その他 サウンドテスト&データクリアリセット技

■X月■
レースに出走した後、馬の能力が落ち始める月のことです。成長型によって到来する時期が変わってきます。
X月以降に出走し、能力が落ちたとしても調教で回復することができます。しかし、出走から3ヶ月経つと気性がダウンしてしまうので、実質3ヶ月以内に回復可能な場合に限られます。戦績積みの際には出来るだけX月の前にBC登録しましょう。

SPと根性のみです。

↓X月がいつ来るのかを成長型ごとにまとめてみました。
(印が頻度を表しています。「持」は、父が持続型種牡馬である場合を表しています。)
X月 超早熟 持・超早熟 早熟 持・早熟 普通 遅普通 晩成 超晩成
4歳3月
4歳5月
5歳5月
6歳3月
7歳1月 ×
7歳7月 × ×

■面白配合■
種付けの時に「なかなか面白そうな配合です」とコメントされるところからこういう名称になっています。産駒の勝負根性をアップさせる効果があります。

種牡馬と繁殖牝馬の四代目の祖先馬(父父父、父母父、母父父、母母父)はそれぞれ13ある面白系統のいずれかに属します。
そこで面白系統が血統表内に6種類以上あったときに成立します。



根性コメ発生100%の法則
種牡馬と母父の底力がともにAという条件のもとで、面白配合が成立している馬は3歳コメで必ず根性コメが出ます。

※面白配合が成立していても種付け時にコメントされないことがあります。というのも種付け時のコメントは優先順位に基づいて発生するからです。優先順位は以下のようになっています。

危険な配合>ニックス>インブリード>面白>アウトブリード

ニトロ数を妥協せずに面白配合を成立させることは非常に困難です。有効なのはデインヒル×タマモ配合くらいだと思います。

■親似効果■
インブリード配合の場合
気性に影響します。父似の場合は父の気性パラメータに、母似なら母父の気性パラメータにそれぞれ影響します。母父が種牡馬にいない場合は気性Bになるようです。

アウトブリード配合の場合
優先順位に従ってインブリード効果を得ることができます。

産駒の血統表
父似の場合 @ A B
C
-
母似の場合 @ A C
B
-

@にインブリード効果がなければAへ、というふうに見てください。

優先順位が(おそらく)バグにより、おかしなことになっています。最強馬生産に支障ないと思われる4番目までをとりあえず公開します。

どちら似かを見極める
親似コメントの発生条件は、父と同じ毛色の牡馬が父似だったとき母と同じ毛色の牝馬が母似だったときだけです。したがって、父と同じ毛色の牡馬に父似コメントが発生しなかった場合、その産駒は母似だといえますね。

つまり、父親と同じ毛色の牡馬、もしくは母と同じ毛色をした牝馬の場合だけ、どちら似かを判断できます。

親似コメントが発生しなくても産駒には必ず親似が発生しています。ただ確認できる産駒は、条件に制約があるために限られているということです。

■隠れ騎手■
すこし手間はかかりますが、リストにない隠れ騎手を乗せることができます。ただし、おまかせ厩舎に預けている馬にしか乗せられません。BCには無関係。

この裏技はおまかせ厩舎の馬が出走する週に自厩舎の馬を使って、同じレースに大量に出走登録させて意図的におまかせ厩舎の馬にリスト内の騎手に騎乗依頼をできないよう(リスト内の騎手がすべてふさがっている状況)にします。

この方法は98でも使えるのかな?

■気性について■
ダビスタ史上もっとも気性が重要になっているのが、98のBCです。とにかくどんなにSTがあっても気性が悪ければお話になりません。

チェック方法(晩成や超晩成は浅原チェックをして大まかに把握しておきましょう。)

@落ち着きコメントが出るまでにダ単一杯が何本必要かカウントする。

A以下の表から調べる。
(例:晩成でダ単一杯を10本すると落ち着きコメ発生→気性:96〜100)

超早熟 早熟 普通 遅普通 晩成 超晩成
割合 min max min max min max min max min max min max
70% 68% 63% 61% 56% 54% 49% 47% 42% 40% 35% 33%
ダ単一杯 気性値
0本 72 100 80 100 90 100
1本 70 73 78 81 88 92 100 100
2本 69 72 77 80 86 90 98 100
3本 68 70 75 78 84 88 96 100
4本 66 69 74 77 83 87 94 100
5本 65 67 72 75 81 85 92 97
6本 63 66 70 73 79 83 90 95
7本 62 64 69 72 77 81 88 93
8本 60 63 67 70 75 79 86 91 100 100
9本 59 61 66 68 74 77 84 89 98 100
10本 58 60 64 67 72 75 82 87 96 100
11本 56 58 62 65 70 74 80 85 93 100
12本 55 57 61 63 68 72 78 82 91 97
13本 53 55 59 62 67 70 76 80 89 95
14本 52 54 58 60 65 68 74 78 86 92
15本 50 52 56 59 63 66 72 76 84 90 100 100
16本 49 51 54 57 61 64 70 74 81 87 98 100
17本 48 50 53 55 59 62 68 72 79 85 95 100
18本 46 48 51 54 58 61 66 70 77 82 92 100
19本 45 47 50 52 56 59 64 68 74 80 89 96
20本 43 45 48 50 54 57 62 65 72 77 86 93
21本 42 44 47 49 52 55 60 63 70 75 83 90
22本 40 42 45 47 50 53 58 61 67 72 80 87
23本 39 41 43 45 49 51 56 59 65 70 78 84
24本 38 39 42 44 47 50 54 57 62 67 75 81

■矯正イベント■
ダビスタ98にはブリンカー・シャドーロールの矯正具装着とセン馬の打診イベントがあります。すべて厩舎にて調教師から打診されます。これらのイベントはすべての馬に意図的に起こすことはできません。特定の能力が著しく劣っている馬にのみ発生させることができます。

ブリンカー
馬の集中力を高めるために視野を狭くするもので遮眼革ともいいます。ダビスタでは気性を良化できる矯正具です。

打診イベントの発生条件
気性が一定以上悪い馬に限ります。5戦以上2勝以下で、前走6着以下の状態で出走登録をすると、調教師から打診されます。ちなみに拒否はできません。(浅原厩舎では1回6着以下に負けるだけでOK)

イベント発生の判定は素質ではなく、その時点の気性の値に基づいているので、気性の上がる調教を行なうと打診されなくなることがあります。また、気性の初期値は成長型によって違うので、早熟や普通では気性がよくなくても初期値が高いために打診されないことがあります。

ブリンカーを付けると(各馬の)限界値はそのままに、現在値を上げることができます。効果はランダムで、場合によっては限界値を超えることがありますが、一度レースに出ると越えた分は消えます。

このときにBC登録すると、(BCの口取り式時の)血統がミスタートラブル×クエスショネアになります。

シャドーロール
レース中に自分の脚の動きや物の影に驚くような臆病な馬に付けます。ナリタブライアンがしているあれです。ダビスタでは勝負根性をアップさせることができます。

打診イベントの発生条件(ブリンカーとあまり変わらない)
勝負根性が一定以上悪い馬に限ります。5戦以上2勝以下で、前走6着以下の状態で出走登録をすると、調教師から打診されます。ちなみに拒否はできません。(浅原厩舎では1回6着以下に負けるだけでOK)

イベント発生の判定は素質ではなく、その時点の勝負根性の値に基づいているので、勝負根性が上がる併せ調教を行なうと打診されなくなることがあります。

効果はブリンカーとほぼ同じ性格を持ち、限界値ではなく現在値を上げることができます。効果はランダムで、場合によっては限界値を超えることがあり、シャドーロールの場合はその後レースに出てもそのままです。

限界を超えた馬の血統は当然、ミスタートラブル×クエスチョネアになります。

注)ブリンカー&シャドーロール両方の発生条件を満たしている場合、ブリンカーの打診が優先されます

セン馬
気性が荒い等の理由で去勢した馬がセン馬です。ダビスタでは気性を良化することができます。当然ですが、牡馬しか無理です。

打診イベントの発生条件
気性が一定以上悪い馬に限ります。4歳以上で、前走8着以下に負けていると発生します。(森山厩舎では3歳時から打診されます)打診を受けると1ヶ月間放牧に出されます。

イベント発生の判定は素質の気性の値に基づいています。

セン馬は限界値を上げる効果があるのですが、現在値は変化しません。

■斤量を変える(BC時)■
斤量を変えることができます。当然BC時に限った話です。

出走表(馬柱)の画面で、アイコンが出走表上に出ている状態でLかRを押しながら十字キーの↑や↓を押すことで変えられます。BC以外のレースでLかRを押すとオッズを確認できます。

■毛色■
産駒に出る毛色の種類と頻度は、父と母の毛色の組み合わせで決まっています(父と母の毛色の組み合わせは逆でも同じ)。

青毛
かなりレアな毛色です。
青毛×青毛だとかなりの確率で生まれます。青鹿毛×青鹿毛でも低確率ですが生まれます。

栃栗毛
まあまあレアな毛色です。
栃栗毛×栃栗毛だと高確率で出ますし、片親が栃栗毛でも生まれます。青鹿毛or青毛×栗毛・青毛×青毛でも低確率ですが生まれるようです。

白毛
約1万頭に1頭の確率で生まれると言われています。1代配合からは生まれないようです。
また、白毛の牝馬は極端に生まれにくく、10万頭に1頭とも言われています(汗

現実の日本においては突然変異によるものが6頭、遺伝によるもの10頭の合計16頭の白毛が生まれているそうです。
白毛は年を取った芦毛とはまったく違います。肌がピンク色(目元や鼻も)をしており、そのためか全体的に体はしまりがなく映ります。ぱっと見きれいですが、顔はあまり…

芦毛
片方の親が芦毛のときに大体5割の確率で生まれます。ただし両方の親が芦毛であっても100%芦毛が生まれるとは限りません。

その他の毛色は適当に付けていれば生まれるので割愛します。

■サウンドテスト&データクリア■
厩舎別成績画面(レコードタイム画面でセレクト)でL、R、セレクトを同時に押すと、いろいろテストという画面が表示されます。ここからサウンドテストとデータクリアが行えます。ちなみにサウンドテストでは、ゲーム内すべての音楽と効果音を聞くことができます。

■自在脚質■
自在脚質についてこんなページを見つけました。これが98でも有効かはわかりませんが、もし正しければ実質BCでは使えないってことですよね・・・。

■印の見方(出走表)■
左から順に[人気]、[SP+気性]、[SP+ST]、[SP+根性]を表しています。

人気には騎手・戦績・馬の人気値が加味されます。

■ST放牧耐えチェック■
産駒のSTをほぼ正確に測る方法です。

なぜ正確に測れるのか?
@厩舎から馬を放牧(温泉ではない)に出すとSTがダート調教4本分削られる。

A産駒のST初期値は成長型などに関わらず、一定割合(MAXの半分)になっている。

BSTコメントの発生する値はすべての馬に共通である。

以上の条件から何回の放牧までSTコメントが発生するか、つまり何回放牧に耐えられるかを調べることで、産駒のST限界値が分かります。

チェック方法
3歳1月1週に入厩し、調教せず即放牧。これを2月、3月と繰り返し、STコメントがどこまで出るかを調べてください。 4/1に入厩OKが出る馬は、最高3回耐えまでしか調べられません。その場合は、STの上がらない調教を行って意図的に調子を落とし、コメント発生週に放牧することで継続してチェックすることができます。

「調子は特によくない」か「このところ少しバテ気味」の時に確認可能です。

3回放牧してSTコメントが出なくなる馬は「放牧2回耐え」と言われます。また、ダート調教を行なうことで、さらに詳しく調べることができます。ダート調教1本を0.25換算で表記して、例えば4回の放牧時にダート調教を1本行なって放牧するとギリギリコメントが出る馬がいたとします。この馬は「放牧3.75耐え」ということです。

ダビスタ98では最高で7回耐えだそうです。

ST早見表

■SPの成長■
3歳4/1から(厳密には4/1から4/2の間)入厩OKまで続くのがSPの成長です。毎週SP調教1本づつ産駒のSP値がアップします。

注)成長はSPのみです。他のパラメータは生まれた時点から変化しません。

入厩OKは限界SP値の一定割合(半分)に達したときに発生します。よって4/1以降にSPコメが発生した馬はSPコメ発生〜入厩OKまでの間隔が長いほどSP能力が高い馬といえます。

調教を開始してもSPの成長は入厩OKが出るまでところ(MAX値の半分)続くので、成長型に関係なく3歳の1/1から調教を開始できます。能力を損なうことはありません。

■ダート適性■
ダート戦ではSPが削られます。そのとき、どの程度削られるのか(比率か一定値かは不明)がダート適性ということになります。98ではバグなのか仕様なのか分かりませんが、種牡馬のダート適性が反転しています。(△が◎扱い)

「真性」と「仮性」
真性とは真のダート馬ということです。ダート戦で劇的に人気になります。98では父と母父のダート適性がともに△のときにのみ生まれることがあるそうです。ホント意味がわかりませんよね。

仮性とは真性ダート馬ほどではないですがダート戦で人気になる馬です。暫定的な認識としては、父のダート適性が○か△のときに生まれるようです。

ダート適性の判定法
ダート適性は6段階あるとされ、上位3段階に該当する馬は、ある条件を満たすと調教師から「この馬はダートのほうが〜」というダート戦打診のコメントが出ます。

条件
・キャリア4戦以上で1勝以下
・前走芝のレースで負けている
・調子が上向き

この条件を満たしているときに、ダート併せの調教をすると調教師から打診コメントが出ます。

ダート適性はST耐えや根性のチェックなどを一通り終えたあと、対戦級の馬であれば、最後の最後に打診を調べるという感じでいいでしょう。

■体質について■
体質はレース後の疲労の度合いに影響します。体質難の馬は調子を落としやすい傾向があります。BCにおいては盛り塩の乗りやすさに影響します。

体質は6段階あり、上位2段階の馬には丈夫コメントが発生します。逆に下位2段階の馬には体質難コメントが出ます。

■調教の効果+α■
調教・出走などが産駒に与える変化を表にしました。
内容 強さ 馬体減り SPアップ STアップ 根性アップ 気性良化
 ダート 単走 馬なり ±0Kg 体調維持
強め −2Kg
一杯 −4Kg
併せ 馬なり −2Kg
強め −4Kg
一杯 −6Kg
 芝 単走 馬なり ±0Kg 体調維持
強め −2Kg
一杯 −4Kg
併せ 馬なり −2Kg
強め −4Kg
一杯 −6Kg
 ウッドチップ 単走 馬なり ±0Kg 体調維持
強め −2Kg
一杯 −4Kg
 坂路 −2Kg
−4Kg
 プール −2Kg 体重調整
−4Kg
 出走 −4〜−8Kg ○×2 ○×2
 放牧 ×(−4)

■超晩成馬用SP判定表■
SP(内部数字) ニトロ数 SPコメ発生週 正確なデビューまでの間  入厩OK週 デビュー時SP
100(135) 26 偶数月/3 33週 12/2 68
99(134) 25 偶数月/4 33週 12/2 68
98(133) 24 偶数月/1 32週 12/1 67
97(132) 23 偶数月/2 32週 12/1 67
96(131) 22 奇数月/3 31週 11/4 66
95(130) 21 奇数月/4 31週 11/4 66
94(129) 20 奇数月/1 30週 11/3 65
93(128) 19 奇数月/2 30週 11/3 65
92(127) 18 偶数月/3 29週 11/2 64
91(126) 17 偶数月/4 29週 11/2 64
90(125) 16 偶数月/1 28週 11/1 63
89(124) 15 偶数月/2 28週 11/1 63
88(123) 14 奇数月/3 27週 10/4 62
87(122) 13 奇数月/4 27週 10/4 62
86(121) 12 奇数月/1 26週 10/3 61
85(120) 11 奇数月/2 26週 10/3 61

ニトロ数 該当するSP値が配合限界になるニトロ数を表しています。
正確なデビューまでの間 SPコメ発生値到達週から入厩OK時期の間隔を表しています。
入厩OK週 4/1まで(SPの成長)にギリギリSPコメが発生するように調教した時の入厩OK週です。

この表は以下の点が実証できるため、成り立ちます。
・入厩OK時のSP値は素質上限値を2で割って(小数点以下切捨)+1
・4/2以降、入厩OKが出るまで毎週SPが1本ずつアップする(SPの成長)
・ニトロ数によって出せるSP値の上限が決まっている
・各SPコメ発生週によってSP値のパターンが決まっている(例:奇数月/1なら129、121、113、105…)

SPコメ発生週とデビューまでの間隔は必ず整合します。ズレが発生している場合は、産駒が体調を崩しているために入厩OKが遅れていることが考えられます。

■ニトロ理論■
別名『花火理論』、『七光り理論』と言われています。

産駒の血統表(5代まで)によりSPアップ・SPアップ・底力アップのインブリード効果を持つ祖先馬(純粋な数ではなく種類)をたくさん入れることで、驚異的なSP能力を持つ馬を生産できるという理論です。

今では「このニトロ数ならSP値がいくらまで出る」ということがわかっています。こちらで確認できます。

ニトロ理論はSTにも当てはまる理論ですが、あまり考える必要はありません。STの優れた繁殖牝馬を導入すれば、ニトロ数を考慮しなくても大丈夫です。

※STの上限は放牧7回耐えだといわれています。

ニトロ数の数え方
・よりSPアップ(ネヴァーベントなど)・SPアップ(ミスプロやリファールなど)はSP1

・底力アップ(ノーザンダンサーやヘイルトゥリーズンなど)はSP1&ST1。

・1頭で、よりSPアップorSPアップと底力アップの効果を持つ祖先馬(ネアルコやグレイソヴリンなど)はSP2&ST1。

・1頭で、よりSPアップorSPアップとSTアップの効果を持つ祖先馬(ネイティヴダンサーやニジンスキーなど)はSP1&ST1。

・1頭で、底力アップとSTアップの効果を持つ祖先馬(ミルリーフとセントクレスピン)はSP1&ST2。

注)ニトロは上限を上げる理論であって、強い馬を生産するためには、ST・SPの優れた繁殖牝馬が必要です。それは繁殖牝馬の能力が低ければ配合要素の限界を引き出せないというのではなく確率の問題になると思います。しかしあまりに能力の低い牝馬だとほぼ生まれないと言っていいと思います。

ニトロ数がまったくなくてもゲーム内最強クラスの馬なら結構簡単に生産できます。ニトロ配合は最強馬生産を目指す方だけが考えるべき理論です。

■パスチェック■
パスチェックとは、BCパスの変化を利用して産駒の能力変化を確認する方法です。

STを例に説明します。STが能力の限界まで上がった馬は、それ以上ST調教を課しても能力に変化がないのでBCパスも変化しません。
これを使用して、調教前と調教後のBCパスが変わらなければ、その能力が上がりきっているといえます。

戦績積み終了後に芝併せ一杯を行ってパスチェックをするのは、SP+ST+気性+根性が上がりきっているかを一度に確認できるからです。SPが上がりきっている馬にSP調教を課すとSTが上がる(STが限界まで上がっていない馬に限る)という現象があるので、STも同時にチェックすることができます。

※馬齢、主戦騎手、脚質、戦績、馬体重が変わるとパスも変わるので注意。

※体調、疲れはパスに影響しません。

■VTR固定■
ここでのVTR固定は、特定のVTRを最後まで見たあと直ぐに翌週へ送ると、体調が順調のまま維持され、+6Kgになっているというものです。毎週VTRを見ることになりますが、これはかなり使える技だと思います。

使えるVTR
この技で使えるVTRは何でもいいので、芝1000mのBCをVTRにたくさん取って、1年間続けて使えるようにしましょう

VTR固定をしよう!
まずあらかじめ複数のVTRを撮っておき、体調が「順調」で入厩している馬にVTR固定を実施してみてください。そのときに順調+6Kg固定できているか確認しましょう。
VTR固定は3/4と9/4を境にして違う固定に変化します。でもご安心を。VTR固定は1年周期でループしています。翌年の同じ時期に必ず特定の固定が戻ってきます。
1年間通してVTR固定を行なえるようにするには、2〜4個のVTRが必要です。

また、VTR固定は他の牧場でも同じ固定を発揮します。つまり、一度有効なVTRを撮ってしまえば、戦績積みの度にVTRを撮り直す必要はありません。

この技でどの程度時間が短縮できるか分かりませんが、どんな馬でも容易にST・根性を仕上げることができます。もちろんデビューしてからも使えます。


固定力ループの法則性
VTRの固定力喪失は日付が関係しています。つまり、VTRごとに”順調+6kg固定を維持できる期間”があるのです。以下がその期間です。

1・9/4〜3/3
2・10/1〜3/3
3・3/4〜9/3
4・4/1〜9/3
5・3/4
6・9/4
(中には特定の月に体調を崩すVTRがあるようです。)

固定力が変る日付が3/4・9/4あたりなのは、たぶんセリ市と関係しているからだと思います。

注1)事前の調教や他のVTRを見るといった行為が固定に影響することはありません。しかし、セリに参加した週は固定ができません(そのときはまた違った固定になる)。VTR固定を行うときはセリ市に4頭いる状態であることが重要です。

注2)VTRを前もってターボファイルに保存しておきましょう。VTRはよくバグります。私は多少の文字化けくらいなら構わず使いますが、あまりに深刻だとロードし直します。

そのほかに調教後に調子を替えたり調子を維持したりできる固定も存在し、うまく使いこなすとリセット回数が格段に減ると思われます。その分VTRを見る時間が増えますけどね。

セリ市のVTR固定はこちらで紹介しています。

■フロー現象■
STとSPが優れた馬にのみ起こる現象です。

フロー(オーバーフロー)現象とは芝2400m以上のBCで、右から2番目の印が消える現象です。2300m以下のレースではグリグリなのに2400m以上では印が消える馬はおそらくフロー馬です。

フロー現象は相手との能力差があるほど発生しやすいようです。また人気(戦績・騎手・内枠)があるほど発生しやすいようです。

■ベスト体重■
ベスト体重とは馬の能力を損なうことなく走れる体重を言います。ベスト体重より重い馬はSPが削られ、反対にベスト体重より軽い馬はSTが削られます。これはBC・ゲーム内を問いません。

98のベスト体重も他機種と同様、「だいぶ重い」と言われなくなってから−18Kg・「ちょっと太め」と言われなくなってから−8Kgです。BCで「ふっくら」といわれますが、これはBCパスを介さずに登録された馬だからです。

「BCパスを介さず登録された馬」=自家生産BC馬の特徴は以下のとおりです。

@パドックでベスト体重なのに「ふっくら」といわれる。

Aベスト体重でなくても盛り塩が乗る。

Bリセットを多用した馬でも馬柱に「タ」が表記されない。

CBCパスを表示できる。

※BC登録馬から削除してパスを入れ直すと「ふっくら」とは言われなくなります。
↑パスを入れ直した馬はパスを表示できなくなります。(ターボファイルを介してBC馬を移動してもパスは見られます)

盛り塩とはパドックで馬のトモのあたりにちょこんと乗っている白いものです。本来、盛り塩はベスト体重の馬にだけに乗ります。盛り塩が乗っていない馬は100%の実力(SPのみ?)が出ません。体質の悪い馬だと乗りにくいようです。
現実の競馬では縁起を担ぐために盛られるものですが、ダビスタでは「本来の実力が出る状態」という意味があるのだと思います。

また、98ではベスト体重が変化することはありません。


牧場コメント
牧場長のコメントが産駒の能力を知る大きな手がかりになります。ここでは当歳と3歳時の各コメントの発生条件をまとめています。

当歳コメント
ちょっとおとなしい仔ですが順調に育っています。
気性の最大値が根性の最大値より25以上あると発生。
ヤンチャで困ってしまうぐらい元気です。
根性の最大値が気性の最大値より25以上あると発生。
たいへん元気に育っています。
根性の最大値と気性の最大値の差が25未満で発生。

3歳コメント
スピード感あふれる走りを見せています。
SPの現在値が35以上のときに発生。
スタミナがかなりついてきました。
STの現在値が35以上のときに発生。
なかなかいい勝負根性を持っています。
根性の現在値が35以上のときに発生。
早い時期にデビューできそうです。
成長型が超早熟か早熟型の馬に発生。
(「だた体質的に弱い〜」といわれる馬は、このコメントが出ないので注意。)
どうもオク手のタイプのようでデビューは遅れるかもしれません。
成長型が晩成か超晩成型の馬に発生。
かなり大きな馬なので仕上げるのにちょっと時間がかかりそうです。
成長型が晩成か超晩成型で、高馬体重の馬に発生。
ちょっと気性面でうるさいところがあります。
気性の最大値が39以下で発生。
落ち着いている馬です。
気性の現在値が50以上で発生。
ただ体質的に弱いところがあります。
健康が下位2段階で発生。(健康は6段階あります)
とても丈夫な馬でみっちりきたえられています。
健康が上位2段階で発生。(健康は6段階あります)
毛色もそうですが父親にソックリです。
父似の牡馬で、父と同じ毛色のとき発生。
この頃お母さんにだいぶ似てきました。
母似の牝馬で、母と同じ毛色のとき発生。
順調に調教が進められています 。
特に意味のないコメント。
デビューの準備はできました
SPの現在値が最大値の1/2(端数は切捨て)+1に達した時に発生。
(超早熟・早熟・普通型は1/1の時点で既に条件を満たしているため、4/1に発生する)

■リセット技■
ターボファイルを使わずに、リセットを押すことで一度、もしくは何度もレースをやり直すことが出来る(かなり条件が厳しい)。

月が替わった画面(カレンダー)のときに十字キーの「←」を押すと次の月に飛ばすことが出来ますが、その間におまかせ厩舎の馬がレースに出走すると、次の月になる前にレースを見ることになります。
レース後の全馬成績画面が表示されるまでにリセットを押すと、そのレースのある週、つまりそのレースの出走前に戻ることができます。

ここで月送りをしている間に発生したレースが、その月の第1週に行われていた時、同様にリセットを押すと月が替わった時の画面から始められます。
つまり、この条件のもとでは、何度でもレースをやり直すことが出来るんです。しかしこの場合、脚質変更しかできないので、やはりターボファイルには劣ります。でも故障を発生したときなんかは便利な技だと思います。

ちなみにレース中の故障発生は、脚質変更では免れません。セリをいじったり、自厩舎の馬を調教をするなどして乱数を変えてください。