ファーストステップ G1攻略 ライバル馬紹介
 ほのぼの攻略編
■G1攻略

20年分のG1レースのデータから各レースの傾向と対策を紹介します。

※ライバル馬は20年間に活躍したG1馬を優先させて載せています。またライバル馬の数はデータ収集時に登場した馬なので、実際はもう少し多いと思われます。

牡馬限定&4歳混合 牝馬限定 古馬中距離 短距離&ダート

■ 天皇賞(春) 京都芝3200m 5月2週
■概要■
■ 出走条件 5歳以上牡馬・牝馬 負担重量 牡馬58Kg 牝馬56Kg
■ 賞金 1着:13200万円、2着:5300万円、3着:3300万円、4着:2000万円、5着:1320万円
■ ライバル馬 ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、シルクジャスティス、マヤノトップガン、サクラローレル、ナリタブライアン、ライスシャワー、マーベラスサンデー、メジロブライト、トウカイテイオー、ロイヤルタッチ、ステイゴールド、ナイスネイチャ、ムッシュシェクル…など60頭
全G1の中で最も距離が長いが、意外と短〜中距離を得意とする馬が獲れてしまうこともあるレース。勝負の鍵は気性の良さにある。レースを引っ張るような競馬をしないのなら、スタミナはある程度でよい。
■データ集■
平均配当 上位人気馬平均順位 連対馬脚質
単勝 馬連 1番人気 2番人気 3番人気 逃げ 先行 差し 追込 自在
668円 5,912円 3.15 3.6 6.85 0 10 22 6 2
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菊花賞と比べ、さらに差しが決まりやすくなっている。しかし先行馬のビワハヤヒデがメンバー最高の3勝を挙げているように、高いレベルで能力が揃っている馬ならば、先行抜け出しも可能。ちなみに逃げ馬は一頭も登場しなかったため、「逃げ禁物」とは言えない。20年で馬連万馬券は1回だけと、あまり荒れないレースだった。しかし、その荒れた1回はメジロランバダ→ユウセンショウ(ともに差し)で決まり、7万馬券の大荒れになったため、平均配当は高くなった。

■ 宝塚記念 阪神芝2200m 7月4週
■概要■
■ 出走条件 4歳以上/本賞金4000万円以上 負担重量 4歳53Kg 5歳以上58Kg 牝馬2Kg減
■ 賞金 1着:13200万円、2着:5300万円、3着:3300万円、4着:2000万円、5着:1320万円
■ ライバル馬 ビワハヤヒデ、マーベラスサンデー、マヤノトップガン、ベガ、ナリタタイシン、バブルガムフェロー、ダンスパートナー、ニシノフラワー、ダンツシアトル、カネツクロス、ナリタキングオー、ナイスネイチャ、ミスタースペイン、ヤシマソブリン、ゼネラリスト…など50頭
グランプリレースだけあってハイレベルな一線。スピードとスタミナを兼ね備えた馬で勝負したい。マイラーでは分が悪いだろう。天皇賞(春)から中9週と余裕を持って望めるので、調子を見てぶっつけで出走するか、鳴尾記念などで一度叩くか判断しよう。
■データ集■
平均配当 上位人気馬平均順位 連対馬脚質
単勝 馬連 1番人気 2番人気 3番人気 逃げ 先行 差し 追込 自在
543円 4,161円 3.7 2.75 5.35 2 15 16 3 4
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先行と差しが拮抗している。追込みで連対したのはナリタタイシン(2勝2着1回)のみ。しかも優勝時はいずれも自身が1番人気であった。直線が短い阪神で行われる中距離戦のため、実力が抜けていなければ展開が向いたとしても直線一気は難しい。逃げ馬の連対はカネツクロスの2着2回によるもので勝ちきれていない。こちらもあまり薦められない。なぜか2番人気の成績が抜群に良いという結果になった。これは謎。

■ 天皇賞(秋) 東京芝2000m 10月4週
■概要■
■ 出走条件 4歳以上牡馬・牝馬 負担重量 4歳56Kg 5歳以上58Kg 牝馬2Kg減
■ 賞金 1着:13200万円、2着:5300万円、3着:3300万円、4着:2000万円、5着:1320万円
■ ライバル馬 マヤノトップガン、エアグルーヴ、サクラローレル、ビワハヤヒデ、マーベラスサンデー、ライスシャワー、トウカイテイオー、ナリタブライアン、ウイニングチケット、サクラチトセオー、バブルガムフェロー、ジェニュイン、ナイスネイチャ、ロイヤルタッチ…など54頭
強豪馬が好レースを演じ、見ているだけでも楽しい一戦。ダビスタ98の東京芝2000mが如何にバランスの取れた条件であるかを実感できる。毎年強豪が複数登場し、直線で有力馬同士の激しい叩きあいになることが多い。難易度はもちろん高い。ここから秋の中距離G1を3つ使いたいなら、9月から低負荷の調教を課しながら、少しづつ調子を上げていく。同レースは激戦になりやすく疲労が溜まる心配があるため、ステップレースは使わないほうが良いだろう。
■データ集■
平均配当 上位人気馬平均順位 連対馬脚質
単勝 馬連 1番人気 2番人気 3番人気 逃げ 先行 差し 追込 自在
469円 1,935円 3.25 3.9 4.4 1 19 16 1 3
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やや先行が有利で、逃げ・追込みは不調。ちなみに追込み馬のベストタイアップが勝った時の一番人気はサイレンススズカ、逃げ馬のネーハイシーザーが勝ったときはナリタキングオーが一番人気と、空き巣レースのときのものであり、有力馬が出てきたときはまったくいいところを見せていない。勝てる選択肢は先行か差しだけと考えよう。万馬券は一度も無く、人気サイドで決着することがほとんど。それだけ実力が結果に反映されやすいレースと言えるだろう。

■ ジャパンカップ 東京芝2400m 11月4週
■概要■
■ 出走条件 4歳以上/本賞金6000万円以上 負担重量 4歳55Kg 5歳以上57Kg 牝馬2Kg減
■ 賞金 1着:13200万円、2着:5300万円、3着:3300万円、4着:2000万円、5着:1320万円
■ ライバル馬 シングスピール、ナチュラリズム、カーリング、アーバンシー、ペンタイア、サンドピット、ユーザーフレンドリ、ヨハンクアッツ、コタシャーン、ホワイトマズル、エルナンド、ディアドクター、アワッド、パラダイスクリーク、エアグルーヴ、ナリタブライアン、トウカイテイオー…など63頭
出走するすべての馬がG1級ということも少なく無く、全G1中最もハイレベルであり、当然要求される能力もシビアである。天皇賞(秋)より難易度は高い。実際の競馬とは違い、外国馬が積極的に出走してくる。本賞金6000万円以上と、出走条件が最も厳しいレースでもある。天皇賞から中間の調教は体重維持のみを主眼とし、必要ないなら休ませるのが賢明。
■データ集■
平均配当 上位人気馬平均順位 連対馬脚質
単勝 馬連 1番人気 2番人気 3番人気 逃げ 先行 差し 追込 自在
960円 5,766円 4.9 5.25 5.15 0 20 17 3 0
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天皇賞(秋)と同様に先行が有利。逃げは有力馬のエリシオが大敗を繰り返しているように、無謀といってよい。しかし先行型の外国馬は強烈で、非常に粘り強い走りをする。差しきる自信がなければ先行しかあるまい。比較的荒れやすいレースで、人気薄の外国馬が頻繁に突っ込んできている印象がある。

■ 有馬記念 中山芝2500m 12月4週
■概要■
■ 出走条件 4歳以上/本賞金5000万円以上 負担重量 馬齢重量
■ 賞金 1着:13200万円、2着:5300万円、3着:3300万円、4着:2000万円、5着:1320万円
■ ライバル馬 サクラローレル、ジェニュイン、ビワハヤヒデ、レガシーワールド、マーベラスサンデー、ダンスパートナー、ウイニングチケット、サクラチトセオー、ナリタブライアン、タイキフォーチュン、エアグルーヴ、ヒシアマゾン、ライスシャワー、マヤノトップガン、ロイヤルタッチ…など51頭
国内の有力馬が挙って登場する暮れのグランプリ。一年を締めくくるレースであるとともに、ここが引退レースになる馬も多いだろう。そういった意味でも、なんとしても勝ちたいレースである。レースレベルは宝塚記念の強化版といったところか。難易度はジャパンカップほどではないが当然高い。ジャパンカップからの中間の調教は極力自重するように。菊花賞やエリ女から出走させる場合は一旦短期放牧させる手もある。
■データ集■
平均配当 上位人気馬平均順位 連対馬脚質
単勝 馬連 1番人気 2番人気 3番人気 逃げ 先行 差し 追込 自在
938円 6,067円 3.65 5.1 4.25 1 15 18 3 3
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やや差しが有効だが、ほぼ宝塚記念と同じような結果になった。逃げは不調に見えるが、自在型のマヤノトップガンが逃げ粘ばるレースもあり、単騎で先手を奪えられると面白い。追込みはヒシアマゾンでさえ2着が一回だけと芳しくない。